人が通れる隙間

動線と人間が通るスペース

これから新しい物件を手にしようと考えた時に、不動産投資としてチェックしなければいけないポイントがいくつもあります。
その中で動線がどのような状態になるのか考えているのは大切なことです。
自分が住む立場になってみて、この物件に入居者が入るかどうか考えなければ、第一歩から失敗してしまうでしょう。
入居者がいて、初めて成り立つのが不動産投資です。

その一つとして動線管理が出てきます。
人が移動するためには、必ず隙間が必要です。
家具を置いたりした時に、人が通れるかどうかその隙間がどれぐらいなのか、理解しておくと住みやすいかどうかが見えてきます。

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キッチンのスペースを見るだけでもわかる

図面を見るだけでも、人が生活するのにどのような状況が生まれるのかが見えてきます。
例えば、テーブルを置いたりした時に変わるようなリビングのスペースは、判断が難しいところがあるでしょう。
ところが、最初から備え付けの設備があるようなスペースは、人が通れる隙間があるかどうかを判断しなければいけません。

人間が通れる隙間は、60cmと言われています。
この数字が端的に現れる場所が、工事現場です。
歩行者が安全のための通路を確保しなければ行けませんが、その時に使われる寸法が60cmになります。
これだけの隙間があれば、一人が通るのに問題がないとされているのです。
これは屋外での寸法となりますが、一般的な住宅では52cmが最低基準と言われてきました。
これだけの寸法がなければ一人は通れないのです。

キッチンのスペースなどで見てみると、本当に一人通れるかどうかの隙間しかない場合もあるでしょう。
調理した後、配膳する時に通れるかどうか、逆算してみる必要があります。
52 cm以上の隙間がなければ、自由に動けません。
さらにファミリー層の住宅であれば、ふたりぶん通れるぐらいの隙間が必要となるでしょう。
そうでなければ、一人での作業しか出来ませんし、家族ですれ違う時にストレスが溜まってしまいます。
コンロの周辺などであれば、火に近づくようになり危険性が高まるのです。
このような住宅では、定着率が下がるのは必然となります。

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冷蔵庫の前も隙間が必要

電気のコンセントの位置などによっては、 冷蔵庫どこに置くのかあまり選択肢が取れない場合も出てきます。
この時に52 cmの隙間では、冷蔵庫を開けた瞬間に誰も通れなくなるでしょう。
一般的に冷蔵庫の奥行きは45cmが基本です。
大型の冷蔵庫を必要とするファミリー層向けの住宅であれば、65cm確保しなければいけません。
さらに扉を開けた時に、スペースは狭くなります。
ここに約52cm以上の隙間を作らなければいけない条件を加味すると、1 m 程度はなければ扉を開け閉めすることさえできなくなるのです。

簡単に隙間を想定しても、これだけの条件が出てきます。
自分が住む時を考えた上で、人が通れる隙間はどれぐらいなのかを計算に入れてみなければいけません。
不動産投資において定着率が下がるのは、住む上で不便だからです。
心地よい空間であれば、転勤などがなければ誰も引越しなどしたくはありません。
いかに条件を揃えて提示できるのかが、不動産投資としても重要な要素になるのです。

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プロフィール

プロフィール

こんにちは!コージーです。

1982年生まれ、群馬県出身。
安月給の転勤族。大阪→姫路→高松を10年近く転々とする流浪生活の末、現在は東京都在住。
家族は夫と娘2人(6歳と4歳)。

プロフィール画像は「スピッツと椎名林檎が好きで、ジム通いも頑張っている」の図。
不動産投資歴1年半で戸建て3軒を所有、しかし……!?!?
行動指針のキーワードは「人生一度きり」「いてまえ精神」「短期集中突破」。目指せ(小)金持ち。