コンクリートの打ちっ放しのリスク

スタイリッシュに見えるコンクリートの打ちっ放し

不動産投資において物件選びは大切な仕事です。
どのような物件がいいのか、入居者の目線からも考えていかなければいけません。
その中でコンクリートの打ちっ放しで作られている住宅は、スタイリッシュに見えるのは確かです。
しかし、本当にそれでいいのか考えてみなければいけません。
コンクリートの打ちっ放しというだけでも大きなリスクを抱えている可能性があるからです。

ケイ・ララ 壁紙 はがせる シール 【コンクリート打ちっぱなし柄の貼ってはがせるのり付き壁紙シール】 幅50cm×15m単位

ジャンカができた場合にはどうするのか

コンクリートの打ちっ放しとは何かと言えば、コンクリートを流し込んだ状態のまま型枠を撤去し壁などとして利用する方法です。
コンクリートの上から何か板材などを貼って加工するといった手順を取りません。
コンクリートから型枠を外した状態のまま仕上がりとなるため、スタイリッシュな装いになるのは確かです。

そもそも大きな問題として考えておかなければいけないのは、型枠を外した段階で必ずキレイに仕上がるとは限りません。
コンクリートがしっかりと回っていればキレイに仕上がる可能性は高まりますが、外してみなければ分からないというのも事実だからです。
例えばはコンクリートがしっかりと回らず、骨材だけが残ってしまいジャンかになるようなことが起きます。
ジャンカとは、豆板とも呼ばれますが、空隙が生じてしまっている状態です。
当然強度も出ません。
そのままにしておけば、鉄筋に水分が接触し侵食されてしまう可能性も出てきます。
強度を失ってしまう状態であり、構造上の欠陥として捉えなければいけません。

このようなジャンカを補修したとしても、必ず跡が残ります。
本来であれば見えないようにするべき場所だと言うのを忘れてはいけません。
一度打設したコンクリートは、打ち直すというわけにもいかないのです。

コンクリートエフェクトペイント打ちっぱなしコンクリート風な表現が出来る塗料

コンクリートの中性化の問題

安易に考えられがちなコンクリートの打ちっ放しですが、人間の呼吸に触れ続けるということも忘れてはいけないポイントです。
コンクリートは強アルカリを保たなければいけない物質で、中性化してくると強度を失います。
人間の呼吸は酸性であり、直接触れるのは決して良い状態ではないのです。
他にも酸性雨の問題などもあって、コンクリートの中性化はどんどんと進んでいきます。

昔はコンクリートといえば100年もつと言われてきました。
しかし、現在は25年程度しかもたないと考えられています。
その原因の一つが、コンクリートの中性化にあるのです。
結合力を失ったコンクリートは非常にもろく、建築物として耐久性を損なってきます。
本来は壁材などによって仕切られており、呼吸に触れにくい状態として作れますが、打ちっ放しではトップコートなどをしなければこの状態が作れないのです。
学校などの公共建築物では、この中性化が大きな問題となってきました。

コンクリート造りは建て替えるとしても容易ではありません。
費用も莫大ですし 一部だけ壊して補修するというのも簡単にはできないのです。
この辺りのリスクは不動産投資としても変わりません。
長年使われてきたコンクリート造りの中古住宅は、コンクリート強度を失うなどの危険性を秘めています。
中性化などは見た目では分からない問題となるため、コンクリートの打ちっ放しはスタイリッシュであっても、リスクを抱えていることを理解するべきなのです。

アサヒペン ペンキ 水性スーパーコート 水性多用途 ツヤ消し白

プロフィール

プロフィール

こんにちは!コージーです。

1982年生まれ、群馬県出身。
安月給の転勤族。大阪→姫路→高松を10年近く転々とする流浪生活の末、現在は東京都在住。
家族は夫と娘2人(6歳と4歳)。

プロフィール画像は「スピッツと椎名林檎が好きで、ジム通いも頑張っている」の図。
不動産投資歴1年半で戸建て3軒を所有、しかし……!?!?
行動指針のキーワードは「人生一度きり」「いてまえ精神」「短期集中突破」。目指せ(小)金持ち。