コンパクトシティ

コンパクトシティ構想で恩恵を受けるのか

中心部に施設を集めなおす再生

郊外への土地利用の拡大を抑制するための措置がコンパクトシティです。
中心市街地が空白化するのを抑制するとともに、機能を集約して効率化を目指すためにおこなわれてきました。
都市政策として類似した概念もいろいろとありますが、日本の場合にはドーナツ化現象が顕著になってきた時代から考えられてきたことです。
幹線道路が発達し、大型商業施設などは郊外化が進みました。
ロードサイド点が大型化するなど競争が激しくなる一方で、移動手段を持たなければ利用できない不便さが指摘されていきます。
不動産投資でも影響が出てきますが、駅から近くなくてもショッピングセンターなどがあれば買い物などに不自由を感じることがありません。
それだけ物件としての価値も出てきたといえます。
逆に駅前周辺にはシャッター通り商店街が生まれ、再開発もうまくいかない地域が出てきてしまったことで、不動産投資としても利用価値の低い物件があったことも事実です。
公共投資の効率化の面においても、大型施設の周辺にはメリットがあったとしても少しでも離れてしまえば使えない、またはコストが必要になるケースも出てきます。

コンパクトシティ構想の根幹

施設などを中心部に集中させて郊外進出を抑え、住みやすい環境を作るのが、コンパクトシティ構想の根幹です。
市街地のスケールを下げることで、歩いてでも生活できる範囲を目指していきます。
不動産投資で見たときに、駅から徒歩10分以内の物件というのは重要な意味を持ちますが、この条件にも合致することになるでしょう。
コミュニティーの再構成といったことも目指しており、人口も集中させるまちづくり政策といえます。
交通機関は公共交通を中心都市、自転車にもスポットを当てていくため、環境にも優しいまちづくりになるでしょう。
ある意味で人口の都心回帰という部分も持っています。

コンパクトシティはプラスかマイナスか

いろいろな問題も抱えるコンパクトシティ構想ですが、すでに拡大した郊外に対する措置の問題は残ります。
不動産投資で見ても、郊外に安く利便性が高い物件を購入しても、将来的には空室率の高い物件になる可能性が出てくるでしょう。
実際に中心市街地が活性化するかどうかという問題も残ります。
自動車への依存への克服は大きな問題で、これができる年とできない歳は必ず残るはずです。
そもそも、それだけ受け入れられる商店街があるかどうかもありますし、吸い上げきれずに衰退していくケースも少なくありません。
それだけのテナントが集まるかどうか、魅力を生み出せなければ都市計画として失敗します。

逆に居住誘導区域の人口減少は抑制されるため、早めに物件を抑えておけば、不動産投資にチャンスは生まれてきます。
地域外の物件は価値を下げることになりますが、設備がそろいながらも格安の物件が出てくるのも予想されるでしょう。
どこかにニッチな需要が発生する要因があるのであれば、高利回りの物件を見つけられるかもしれません。
不動産投資には、こうしたコンパクトシティ構想のような都市計画はしっかりと抑えて検討する必要があるのです。

コンパクトシティを考えるうえでは、二極分化なども重要です。

プロフィール

プロフィール

こんにちは!コージーです。

1982年生まれ、群馬県出身。
安月給の転勤族。大阪→姫路→高松を10年近く転々とする流浪生活の末、現在は東京都在住。
家族は夫と娘2人(6歳と4歳)。

プロフィール画像は「スピッツと椎名林檎が好きで、ジム通いも頑張っている」の図。
不動産投資歴1年半で戸建て3軒を所有、しかし……!?!?
行動指針のキーワードは「人生一度きり」「いてまえ精神」「短期集中突破」。目指せ(小)金持ち。