北面斜線制限

購入時に注意が必要な北側斜線制限

複雑な北面斜線制限

住んでいく住居として考えると、環境はとても大事な意味があります。
日当たりが良かったり悪かったりするのは、選ぶうえでも大事な条件になるはずです。
特に南からの日商は大切で、暗くじめっとしたところは、不動産投資の物件としても人気は下がります。
それだけ住む人が敬遠するためですが、ここで大切なのが北面斜線制限と呼ばれるルールです。

日照権と高さの関係

北側斜線制限とは、高さを制限したルールです。
南の日照を遮らないようにするためのもので、北側の隣地境界線に一定の高さを決めておきます。
ここから一定の勾配で線を引きますが、このときに建物を建てて日照を遮るかどうかが基準の大事なポイントです。
真北方向から計測していきますが、住環境を形成するためのルールになるため、低層住居専用地域や中高層住居専用地域だけに適用されます。
ここで大事なのは真北で、磁北ではない点に注意が必要です。
太陽が当たるかどうかが重要なため、磁北では影響が異なります。

将来のためにも確認を

隣地境界線から計測することになりますが、一定の高さには低層住居専用地域なら5m、中高層住居専用地域なら10mの高さを設定します。
勾配は、1:1.25になりますが、頂点部分に三角形を置いている状態をイメージすると間違いありません。
この線の中に建物が入らなければならず、はみ出してはいけないとされているのが北面斜線制限です。
隣地境界線ですので、道路を挟んで真向いの土地からも影響を受けるため、かなり距離が離れて引かなければいけない場合もあります。

不動産投資として注意しなければいけないのは、非常に複雑な規定で、簡単に理解できない部分があるところです。
専用のソフトなどもありますが、仮に建物が古くなり建て替えが必要になった場合には、同様の建物が建てられない可能性も出てきます。
見落としがあった場合や、隣地境界線が変わった場合などに起きる現象です。
小さな建物が建つ大きな土地が合った場合、将来的にお得だと思っていても、実は建て替えるときに北面斜線制限によって建てられないケースもあります。
購入するときに十分に注意が必要ですが、不動産会社でも把握しきれていないケースもあるのは注意しなければいけないでしょう。
将来的な価値に制限がかかるとすれば、その物件は決してプラスとは言えません。
今だけではなく、将来的な展望も含め、本当に問題がないのか確認が必要です。

プロフィール

プロフィール

こんにちは!コージーです。

1982年生まれ、群馬県出身。
安月給の転勤族。大阪→姫路→高松を10年近く転々とする流浪生活の末、現在は東京都在住。
家族は夫と娘2人(6歳と4歳)。

プロフィール画像は「スピッツと椎名林檎が好きで、ジム通いも頑張っている」の図。
不動産投資歴1年半で戸建て3軒を所有、しかし……!?!?
行動指針のキーワードは「人生一度きり」「いてまえ精神」「短期集中突破」。目指せ(小)金持ち。