私のバイブル「不道徳教育講座」

三島の代表作の小説「金閣寺」……読んでません!!

唐突ですが、三島由紀夫に憧れ、”不道徳”な不動産投資家コージーです!!

小説まともに読んだことありません!!
断片情報で、好きなのです。
例えば、YouTubeのアップ動画で、全共闘の学生と議論する姿や英語でインタビューに応じる姿、若い女学生(??)とトークするラジオ音源など…
言葉のチョイスや醸し出すナルシシズムまでも、粋。

私自身、小説をはじめとした長文の読み書きがイマイチ苦手ですが、コラムは好きで、ナンシー関も読んで「この感覚、分かる!!」と一人ヒザをパチンと打っています(これ、ナンシー関へのオマージュです)。

そして、あの三島由紀夫もコラムを書いているのです!!

それが「不道徳教育講座」です。

不動産投資に無理矢理関連づけるならば、冒頭「ふどう」まで読みが同じです。
じゃなくて、人間関係って大事ですよね!!
あらゆる業者とチーム制で事業経営せねばなりませんから、相手との距離感や気遣い、「確たる個」が重要です。
これ、ママ友関係にも言えることじゃないでしょうかー。

三島由紀夫について

三島由紀夫(1925~1970)は、作家や政治活動家として活躍。
小説「仮面の告白」「潮騒」「金閣寺」「豊穣の海」で知られる。
晩年は自衛隊への体験入隊や民兵組織「楯の会」を結成。
1970年11月25日、自衛隊市ヶ谷駐屯地で自衛隊員にクーデターを呼びかけた後、割腹自殺しました。

「不道徳教育講座」は週刊明星という女性向け大衆週刊誌に昭和33(1958)年に連載。
角川文庫版が昭和42(1967)年に刊行され、その奧野健男氏による解説が非常に分かりやすいです!!
三島について

「人々のイメージは極端に分裂している」
「派手なことが好きな人騒がせな、人気男、事件男、さらにはスキャンダルメーカー」
「小説や戯曲、そして評論を少しでも読んでいる人には(中略)端正な由緒正しい文学を書く、文体や構成の一点一画をゆるがせにしない厳しい、もっとも真面目な気むずかしい芸術至上主義者」
「ニコリともしない怖ろしい文学の鬼という感じです」

不道徳教育講座とは

「じかに交際してみると(中略)話はいつも機智に、エスプリに、ユーモアにみちています。そして単なる冗談に終らず人生や社会や文学の本質を鋭く逆説的に言いあてています」
「しかし氏は、そんな機智や逆説を中心とする気の利いた作品を書こうとしません。もっと雄大で切実な厳しい長篇に力を注いでいるのです」

奧野氏はこう続けるが、ようやく「不道徳教育講座」に触れます。

「三島氏の小説にあらわれない座談における機智や逆説や笑いが十分に発揮されています」

はい、来たー。

三島自身は、初回「知らない男とでも酒場へ行くべし」で、以下のように趣旨説明しています。
中国の有名な「二十四孝」をもじった、井原西鶴の小説「本朝二十不孝」では、思い切った親不孝の話をならべ、読んで面白い。
「へぇ、親不孝にも上には上があるもんだなあ」と思うと、自分が相当な親孝行に思える。
そして、親孝行の始まりは「自分は親孝行だ」と思うことが始まりだから、「本朝二十不孝」はなかなか益がある。
だから、道徳教育をもじった「不道徳教育講座」を開講する、と。

連載69回「うんとお節介を焼くべし」「友人を裏切るべし」「人に尻尾をつかませるべし」など

私、ママ友関係で悩んだことありませんが、以上の3タイトルはなかなか核心をついていると感じたので、ご紹介します。
遠い噂ではいろいろな人がいるようで(ママ友に限らず)。

「うんとお節介を焼くべし」
三島の新婚の妻にある手紙が届いた。
「不道徳教育講座」で”不道徳”なことを書く三島との婚約が発表された時「お気の毒」に感じた。もっとステキな伴侶がいるはず。「何も聡明な貴女様のことゆえ、申し上げる必要もないと思いながら、ついつい」などという、忠告である。

まず、三島のコメントが秀逸です。

「おしまいの『ついつい』が、いかにも真情があふれており、まことにうるわしい友情の手紙であります」

あはは。って結局、一刀両断するんですけどね~つづく!!

プロフィール

プロフィール

こんにちは!コージーです。

1982年生まれ、群馬県出身。
安月給の転勤族。大阪→姫路→高松を10年近く転々とする流浪生活の末、現在は東京都在住。
家族は夫と娘2人(6歳と4歳)。

プロフィール画像は「スピッツと椎名林檎が好きで、ジム通いも頑張っている」の図。
不動産投資歴1年半で戸建て3軒を所有、しかし……!?!?
行動指針のキーワードは「人生一度きり」「いてまえ精神」「短期集中突破」。目指せ(小)金持ち。