水道管の撤去要求!? ~導管袋地

物理的にも、権利関係的にも、爆発の危険性を抱えた戸建て3号殿の水道管。

こんにちは!!
一難去って、また一難。向こう見ずな不動産投資家コージーです!!

やはり四面楚歌な再建築不可とは、戸建て3号殿のことです。
接道が2メートル未満でも、旗竿地の通路幅が2メートル未満でも、ありません。

私道にさえ接していない「袋地」なのです!!
囲む土地は「囲繞地」です。
そして昨夜、私は「導管袋地」なる専門用語を学びました。
ライフラインを囲繞地に設置することを要する土地ということです。

「近隣地の所有者から『水道管撤去』の要求!?」という話題です。
これ要求されてもおかしくはない話であり…

「コージーさんの所有物件の水道管が埋設された他人の敷地で『工事ができなくて困っている』そうです」

昨夜、戸建て3号殿の賃貸仲介からメールが入る。
問題の土地を売買仲介した不動産業者が相談に訪れ、私から連絡がほしいとのことだ。

なんのこっちゃ!?

気づいたのはすでに22時過ぎ。「困っている」の真相が不明。
なんとも言葉足らずな文面。

深夜の不安はどんどん募り…
えっもしかして「工事できなくて困っているから、撤去しろ」ってこと!?
とか思い始める。

重要事項説明書を読み返す。当然説明は受けたのだが、なんつーか当時は楽観的だった(バカ)

まともな不動産投資家なら絶対に手を出さない案件だろう。
今の私だったら、絶対買わないなと思いながら、読み返す。

その水道管とは、公道の本管から、なんと人様の敷地を三つ経由して引き込んだ全長50メートルもの”私設管”である。
そして、重説には「現在隣地は無条件で使用しているが、将来、所有権に基づいて何らかの請求を受ける場合がある」と書いてある。

それに対抗するのが「導管袋地」だ!!

袋地のライフライン設置のため、囲繞地(他人の敷地)に設置する権利が認められた判例がある。
通行する権利「通行権」は認められているが、「導管袋地」とも呼ばれ、ライフラインを設置することも認められているのだ。

しかし「工事ができなくて困っている」となれば、撤去し、他の囲繞地から引き直しか!?

給水管を表示した「水道管管理図」に目を凝らす。
隣地を買い受ければ、私の所有地も「再建築可」となるわけだが、その隣地沿いの公道本管から引き直せば20メートル程度。

次に、グーグルマップのストリートビューをチェック。
隣地はガッチリのコンクリート舗装。これを解体し埋没管を設置する…難儀だ~。
もう脳内で勝手に話を進めているのである。

翌朝7時前、私が電話したのは、反対側の隣地(同じく再建築不可)の貸家オーナーのマダムである。
私設管の共同使用者なのだ。
「昔からある水道管なんだから撤去なんてことは言えないはずよ」と強気の姿勢なマダム。

続いて、問題の不動産業者に電話を入れる。

「今回土地の売却があり、買主様が家を建てるにあたり、破裂や修理の必要が発生した場合の費用負担などの取り決めをしたいので面談できませんか」とのこと。

とりあえず、撤去は要求されなかった。ホッとする。

しかし「想定より敷地内側に水道管が通っているため、移設したい。その費用負担も含め協議したい」とのこと。
あぁやっぱり持ち出しアリか。
マダムに報告すると「古い水道管だから、一部だけでも新しくなるのはいいこと」とポジティブな反応。
費用負担もやぶさかではない様子だ。

このマダム、海千山千の不動産投資家と思われる。
そして、話が長い!! 笑
ちなみにマダムの所有物件では以前漏水が発生。
「でもね、水道メーターより前の管は市の管理だから、私の敷地内だけど、市がすぐ直しに来てくれたのよ~」と教えてくれた。

さて、その取り決めとやら、どうなるのでしょうか。
また、ご報告いたします。

しかし、3号殿、このように上下水道の配管に関し、爆弾を抱えた(物理的にも)状態。
やはり、公道沿いの隣地は、いずれ!! なんとしても!! 購入したいと考えるのだ。

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プロフィール

プロフィール

こんにちは!コージーです。

1982年生まれ、群馬県出身。
安月給の転勤族。大阪→姫路→高松を10年近く転々とする流浪生活の末、現在は東京都在住。
家族は夫と娘2人(6歳と4歳)。

プロフィール画像は「スピッツと椎名林檎が好きで、ジム通いも頑張っている」の図。
不動産投資歴1年半で戸建て3軒を所有、しかし……!?!?
行動指針のキーワードは「人生一度きり」「いてまえ精神」「短期集中突破」。目指せ(小)金持ち。