都心回帰

大きなリスクを抱えるかもしれない都心回避

安いと思っていたら

地方でもいい物件を見つけるのは、不動産投資に重要なポイントです。
ところが、好条件だと思っていたら、周辺の家賃も突然下落することがままあります。
その条件のひとつとなってくるのが、大学の都心回帰です。
気がついたら、だれも人がいないようなゴーストタウンになっている場合も珍しくありません。

郊外移転から都心回帰へ

大学は郊外移転が進みました。
都心部に人口集中を防ぐために、さまざまな法律が制定され、大学も郊外に建てなければならなくなります。
ところが、この法律が2002年に廃止されたことで話しは変わりました。
都心部に制限を掛けられていた大学が、次々に戻っていくことになります。
特に大きな話題に上がったのは東洋大学でした。
2005年に統合していきますが、都心回帰したことで入学志願者が増加したのが大きなポイントです。
この成功を見たほかの大学も次々に都心回帰を目指していくことになりました。
ほとんどの大学で都心回帰は成功していきますが、問題は大学生を期待して開発をしてきた町です。
大規模な開発もおこなわれていた場所は間違いなく人が目立たなくなり、大学に合わせて作られた産業は一気に衰退していきました。
不動産投資でも、さまざまな物件が世の中にはありますが、背景を知らずに安いと思ったりすれば、大きな損害を生み出す可能性が出てきます。
だれも人がおらず、空室率で悩まされ続けるかもしれないからです。

逆に恩恵を受ける場合も

去っていった土地の物件は、学生をターゲットにしたものであれば、なかなかほかの賃貸に合わせられなくなります。
ほかにも特定の業務をターゲットにした物件でも同じですが、空室率は高くなるでしょう。
こうした物件を売らなければいけないところまできても、汎用性のない部分で売り先が見つからないのも珍しくありません。
つまり、不動産投資用で格安と思っていたら、売り逃げもできない物件を手にするケースも出てきます。

都心回帰のすべてが不動産投資にマイナスというわけではありません。
戻ってきた土地の物件をいち早く手に入れる条件を持っていれば、恩恵を受けられるからです。
こうした情報をしっかりとえられているかどうかが大きなカギを持つのは間違いありません。

大学の都心回避は、予測がつかない部分もあります。
簡単には移転しないだろうと思っていると、突然やってくるかもしれません。
これは工場などでも同じです。
立地条件として大切なところですが、将来的な需要まで考え、不動産投資用物件は見つけていかなければいけません。

プロフィール

プロフィール

こんにちは!コージーです。

1982年生まれ、群馬県出身。
安月給の転勤族。大阪→姫路→高松を10年近く転々とする流浪生活の末、現在は東京都在住。
家族は夫と娘2人(6歳と4歳)。

プロフィール画像は「スピッツと椎名林檎が好きで、ジム通いも頑張っている」の図。
不動産投資歴1年半で戸建て3軒を所有、しかし……!?!?
行動指針のキーワードは「人生一度きり」「いてまえ精神」「短期集中突破」。目指せ(小)金持ち。