不動産投資のリスクを分散させる意味は

不動産投資に表れるリスクと分散

リスクを考えることは、不動産投資でも重要な意味を持ちます。
その中でリスク分散ということが取り上げられますが、なぜ分散しなければいけないのか、リスクが集中していれば、そこに集中した対策をしたほうが有効なのではないかと考えるのも当然です。

なぜ不動産投資をはじめたいのか、不動産投資をしたいのかを振り返ってみなければいけません。
なぜかといえば、不動産に投資してインカムゲインを得ることにより、収益をあげたいからです。
そこには、物件に入居し家賃収入を得たいという意味があり、その分成長してくれる長期投資になるため、はじめたいと思う、はじめている、運用している人がいます。
ここで考えなければいけないのは、入居者がいなければ、収入は得られないということです。
不動産投資最大のリスクともいえますが、空室率という言葉につながっていきます。

利益がマイナスになる大きなリスク

実際に考えてみるとわかりますが、Aという物件があったとします。
A物件は、入居者が入り安定すると思い購入しました。
初年度はぼちぼちと利益が出て、2年目は安定したとします。
しかし、3年目で空室が目立つようになってマイナスをだし、4年目はリフォームなどもしながら回復したとしましょう。

A +30% +70% -30% +30%

4年間で100%ですが、年平均で見たら25%しか利益がなかったという状況です。
マイナスではありませんが、かなり不安定といえます。

B物件は、そこまで大きな収益はあげられませんが、安定して入居してくれている物件です。

B +10% +50% +30% +10%

同じ利益として変わらないように見えますが、マイナスもありません。
リスクとして考えたときに、マイナスがないところが重要です。
巨大な投資グループであれば一時的なマイナスは問題ではありません。
ところが、個人的に不動産投資をしているとどうでしょうか。
マイナスのあった年でも返済をしなければいけません。
前年の利益をすべてプールしてあれば、マイナスでも問題は起きませんが、個人でそれができるのかといえば、1年スパンにもなると不可能に近い話しです。
もっと入居者も増える、成長すると望んでいるところも問題になってきます。

同じ利益を上げられるとしても、マイナスがあることが大きな意味になることも見えてきます。
ここからわかるのは、できるだけ空室率を出さず、利益のブレがないところが大切といえるでしょう。

分散したらどうなるのか

どうしてもマイナスを生み出しやすい物件は、個人の不動産投資では厳しい側面が出てきます。
そこで出てくるのが分散投資という考え方です。

A +30% +70% -30% +30%
B +10% +50% +30% +10%
+40% +120% ±0% +40%

この2件を持っていたとしたら、マイナスになり苦しんでいる年がなくなりました。
3年目は利益が上がっていませんが、返済の負担などで悩むこともありません。
もちろん、不動産投資で複数の物件を持つことは簡単ではありませんし、この通りうまくいくとは限らないのも確かです。
ですが、すべての資産を不動産投資1件に投入してしまえば、返済も苦しい時がやってくるリスクを組み込んでおかなければいけないことを表しています。
不動産投資以外にも投資をして分散することが大切ですし、現金を残して対応する必要もあるでしょう。

プロフィール

プロフィール

こんにちは!コージーです。

1982年生まれ、群馬県出身。
安月給の転勤族。大阪→姫路→高松を10年近く転々とする流浪生活の末、現在は東京都在住。
家族は夫と娘2人(6歳と4歳)。

プロフィール画像は「スピッツと椎名林檎が好きで、ジム通いも頑張っている」の図。
不動産投資歴1年半で戸建て3軒を所有、しかし……!?!?
行動指針のキーワードは「人生一度きり」「いてまえ精神」「短期集中突破」。目指せ(小)金持ち。