年明けから同時進行となった我が家の家計ピンチ(新築ワンルーム投資の後始末)について書いたところ、友人(約1名)から「平常心でいられないぐらい憎しみさえ覚える。夜中に荒れ狂う」という熱い言葉が届く。
ありがとうぅぅ!!
そして、お疲れ様。
ただ、喉元過ぎれば何とやらで。
今となっては、大げさに騒ぎ立て過ぎたかも、とさえ思う。
芸能人の借金とか、ケタ違いだもんね。その代わり、フトコロに入ってくる額も。
(私も仮想通貨で元金が大幅目減りしているし……数年単位の長期保有の方針)
(このブログも夫に内緒だし……収益化の末にバレても開き直る所存)
つまり「戸建て不動産投資との両立でてんやわんや」という場面描写が最大の狙いでした!!
ってことで、東京・多摩地区で取得した戸建て3号殿のシロアリ発覚を振り返ってみよ~。
前回までの記事。
3号殿のシロアリと家計危機
戸建て3号殿 ~再建築不可
シロアリ被害の予兆は所有権移転前からあった。
売主業者の担当者が「風呂ドア脇の柱にシロアリに食われた跡がありまして。駆除業者に消毒してもらいましたんで、ご承知ください」と、あっさりと言う。
当時は、まんまと「あっそうですか」てなもんで、流した私。
所有権移転後、売買仲介の関西人営業マンに「賃貸管理も売主業者にやってもらう運びでしょうから、リフォームも任せたほうがよい」と話を強引に進められる。
従うつもりないけどね!!
とりあえず、リフォーム見積もりは「従う」体を取る。
見積もりが届く。
内装と外壁で計約280万。
そんなかけるつもりはない。
不動産投資スクールで学んだ事例にも、リフォーム費用100万以上のものはないっ!!
一方、夫が仕事の営業回りついでに物件の近所にある業者Pに飛び込み、気が合うとかで、相見積もりを頼む。
この業者P、前入居者さんと友人関係だった。
(こういう「引き」がなぜか強い夫。私が偶然手配した2号さんのリフォーム業者も、夫の高校部活の同期だったし)
そのヒアリング内容が壮絶である。
1階中心かけてかなり傾き。家具を置くと、床がさらに傾く。タンスが壊れているかのようになる。
2階に家具を置くと、沈んだ感じになり、各居室の建具の開け閉めがしにくくなる。
1階のサッシ等の建て付けが悪く、すきま風と砂ほこり。
具合が悪くなり、体調をいつも崩していた。
……「いつも体調を崩す家」。
大改造!!劇的ビフォーアフターなら、即採用だ。
結局、売主手配の業者のリフォーム項目をなぞり書き&若干の追加により、単価を少しずつ安くした見積もりが届く。
内装と外壁で計約260万。
実は基礎や構造そのものがボロボロ!?
しかし、業者Pにとっては形式的な見積もりであったのだったのだろう。
さらなる衝撃の提案が!!
「なお、当社としては不動産業者としての観点から、一度基礎、柱などを残し、基礎を修復するところから、リフォームした方が長持ちする家になるかと考えております」……。
もともと平屋の家を、2階建てに増築しているのだが、構造上の基礎や耐力柱、梁、壁などがきちんとあって建っているものなのか、不安な点が多いという。
さらに、後付けの2階バルコニーの柱で保っている可能性すらあるという。
こ、これは明日崩壊してもおかしくないということか!?
ま、さ、か、のスケルトンリフォーム提案!?
スケルトンリフォームとは。
「スケルトン」とは骨組のこと。「スケルトン(骨組)のみ残して、内装や設備をまるごとフルリフォームする方法」だそうだ。
しかも、3号殿においては、その骨組の補強修繕が主目的となるということだ。
……皆さん、お気づきだろうか。
もはやシロアリ被害どころか、基礎や構造そのものの脆弱さが大問題となっていることに!!
安心してください!! シロアリ被害についての報告も、きっちりとござんしたよ。
「風呂場の開口付近の白アリ痕や、洗面所の点検口を開け基礎をのぞく限り、
基礎が沈んでいて、目視できる木材にも、被害があるようです」
さて、6月下旬に3号殿の売り情報が舞い込み、8月末に取得。
そして取得後20日経過した時点での状況である。
ちょ、ちょ、ちょっと、ど、ど、どーするの!?
つづく。
プロフィール

こんにちは!コージーです。
1982年生まれ、群馬県出身。
安月給の転勤族。大阪→姫路→高松を10年近く転々とする流浪生活の末、現在は東京都在住。
家族は夫と娘2人(6歳と4歳)。
プロフィール画像は「スピッツと椎名林檎が好きで、ジム通いも頑張っている」の図。
不動産投資歴1年半で戸建て3軒を所有、しかし……!?!?
行動指針のキーワードは「人生一度きり」「いてまえ精神」「短期集中突破」。目指せ(小)金持ち。